| 未来への人づくり~公務職場の人材育成(1)/コロナ禍での育成/経験積めず、習熟に不安都民の自宅に出向いて催促の折衝を行う都庁のある局の職員。これに若手職員が帯同し、折衝スキルを身に付ける。客に言いがかりをつけられたときの対応や、「この人には厳しく言った方がいい」などの客のタイプの見極め方、「今は話を聞くべき時だ」といったタイミングの見計らい方など、現場でしか学べないことは多い。 同局では、ほとんどの新採職員が出先の事務所に配属されるが、ある職員は、新卒の職員を育成する責任感からこうした不安を口にする。「理屈は分かっても実際のやり取りの中でしか学べないことがあり、様々な場面を経験することが大切。だが、コロナ禍で業務が縮小しており、若手職員が現場の場数を踏めていない」 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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