| | ＤＸで拓く新しい／芸術表現への挑戦／（公財）東京都歴史文化財団東京芸術劇場舞台管理担当係長／サウンド・ディレクター兼東京都歴史文化財団事務局ＤＸ担当係長／石丸耕一 美術や舞台表現にＤＸ（デジタルトランスフォーメーション）を持ち込むといっても、何が出来る？ 何をしたらいいの？ そういった声は、作り手や表現者からも聞かれます。
無理もありません。それぞれの専門の世界でアートやステージを作り続けてきた方々です。いきなり専門外の話をされても戸惑うのは当然です。
そんな時、「ＤＸは持ち込むものではなく、結ぶものなんですよ」と話すと、「ああ、そうか！」と気付いてくださいます。
ＤＸの事業を企画して実行する場合、企画と技術は車の両輪で、企画の初動段階から技術部門が参画し、作り手や表現者のイマジネーションを大切にしながら、それに沿って「その表現にこんな技術を使うと、こんな新しい表現ができますよ」と提案していく、作り手と二人三脚ができる技術者が必要です。
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