| 都内の中小河川/目標整備水準引き上げへ/▼区部65~80ミリ ▼多摩60~70ミリ/貯水池連結を先行検討学識経験者で構成する「東京都内の中小河川における今後の整備のあり方検討委員会」(委員長=山田正中央大学理工学部教授)は12日までに、中小河川の目標整備水準を見直し、現行の時間50ミリ超の降雨から、「区部が時間65~80ミリ、多摩が60~70ミリ」の範囲で引き上げることが望ましいとする中間報告をまとめた。東京では短時間で局地的に計画雨量を上回るゲリラ豪雨が起きている。委員会では、12年夏までに最終報告をまとめる予定。都はそれを受けて、目標整備水準を引き上げる方針。
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