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光の如く~都22年度予算案(4)/ゼロ・エミッション/家庭部門CO2削減へメス

 「試される1年」─。小池知事は都議会第1回定例会の施政方針表明で、脱炭素社会の実現に向けた来年度の位置づけをこう表現した。それを裏付けるかのように、来年度の予算案には、2030年までに都内のCO2排出量を00年比で半減するゼロ・エミッション関連施策に、前年度の3倍以上となる971億円の予算を計上した。
 脱炭素化の鍵となるのが家庭部門のCO2削減だ。環境局によると、産業・家庭・運輸の3部門のうち、都内は家庭部門の割合が全国的にも高く、さらに家庭部門のみ00年比でCO2排出量が2・2%の増となっている。同局環
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