| 社説/都議会1定が開会/「五輪後」の新たなステージへ 都議会第1回定例会が開会し、きょう22日から論戦が始まる。上程された都の来年度予算案は、一般会計が7兆8010億円と過去最大だ。変化が早いウイルスの特性を踏まえ、当面3カ月分のみとした新型コロナの医療体制強化・充実の予算3610億円に加え、環境施策やDXなど小池都政が重点項目として掲げる政策への重点投資が規模を押し上げた。 予算編成方針では「次なるステージへと力強く歩みを進める」点を強調。2013年の五輪招致決定以降、都政のベクトルは大会に向かっていたが、来年度は次のステージの初年度となる。その新たな羅針盤が4日に改訂版を発表した「『未来の東京』戦略」であり、その実現に向けて編成した予算案となる。 「次のステージ」の初年度となる来年度、積極予算のメニューをどう着地させるかは、今後10年間の都政を占う意味でも重要な意味を持つ。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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