| 東京厳論(12)/石原慎太郎元知事死去/悼むのと過大な施策評価は別だ/地方自治ジャーナリスト 葉上太郎 「石原慎太郎元知事の時代の方が、まだましだった」 小池百合子知事の都政下で職員から聞こえてくる言葉だ。 石原都政が素晴らしかったというわけではない。比較の問題として、今よりましだったというのである。 その石原氏が2月1日に亡くなった。「名知事」「都政に大きな足跡」などと評価する報道が目立つ。しかし、石原氏の時代に働いていた都職員からすると、あまりの持ち上げぶりに鼻白んだ人が多かったのではないか。実際の石原都政は冒頭のような状態だったからである。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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