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東京文化会館/各国の芸術団体とフォーラム/「より開かれた文化施設を目指して」/高崎経済大学准教授 佐藤敦子

  長引くコロナ禍は芸術文化活動に大きな影響を与えている。2020年3月にWHOはコロナウイルスのパンデミックを宣言した。それ以降、劇場や芸術文化団体は様々な対応を迫られ、芸術文化の社会的使命、文化施設や芸術団体の在り方を改めて見つめ直す機会となっている。
 そんな中、21年に開館60周年を迎えた東京文化会館は1月28日、欧州の文化行政や文化施設運営の最前線にいる専門家をつなぎ、「より開かれた文化施設を目指して―地域、多様性、コロナ禍」と題するオンラインフォーラムを開催した。
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