| 都議会最終日/新議長に民主・中村氏/混乱は収束の方向に/党内調整は難航 合意に10時間/五輪と防災で特別委を設置 都議会第4回定例会は15日、民主党の和田宗春議長(北区・3期)が辞任を表明し、新議長に同党の中村明彦氏(台東区・3期)を選出、閉会した。自民、公明両党も民主党の候補に同意。民主党内には若手を中心に、議長辞任に至る過程の不透明さや中村氏のスタンスに対する不信感が渦巻き、協議は紛糾したが、最終的に15日未明、執行部の決定で会派をまとめる形になった。議長交代が行われたことなどにより、3定から続いた都議会の混乱は一応の収束を見ることになった。最終本会議ではまた、五輪招致と防災対策で特別委員会の設置を決めた。
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