| 東京厳論(13)/「福島」は隣人ではないのか/地方自治ジャーナリスト 葉上太郎 ロシアに侵攻されているウクライナ・ゼレンスキー大統領の国会演説は、東日本大震災を念頭に置いた内容だった。 チェルノブイリ原発の半径30キロ圏内は放射能汚染で立ち入り禁止だが、このエリアでロシア軍が軍事行動を行っているために放射性物質のほこりが巻き上げられる。汚染拡散の調査には何年もかかると指摘した。避難で住み慣れた故郷に戻れない悲しさと帰還後の大変さにも言及し、「皆さんもこの気持ちは分かると思う」と述べた。圧倒的な兵力による無差別な殺傷は「残忍な侵略の津波」と語った。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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