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新旧議長が会見 議会の慣例めぐり温度差/和田氏「人脈づくりに4年必要」/中村氏「それぞれの議会の判断」

第4回定例都議会最終日の15日、新議長に就任した中村明彦氏が会見し、就任の抱負を述べた。一方、議長を退任した和田宗春氏は、議会運営委員会で辞任表明した14日に会見し、現在の心境を語った。
 今回、民主党と自民の対立は、2年で議長を交代するという都議会の慣例がきっかけ。中村氏は、自らの就任を「慣例によるものではないようだ。これは前議長の判断で行われた」と明言した。和田議長は、このタイミングでの辞任により、「慣例はなくなったと思う」との認識を示している。
 和田氏が慣例や他会派の圧力で辞任したわけではないという認識は、民主党幹部も一致している。ただ、中村新議長と和田前議長では、同じ民主党という会派とは言え、議会の慣例をめぐる考え方が真っ向から違った。


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