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東京厳論(14)/テレワーク推進が拍車を掛ける?/地方自治ジャーナリスト 葉上太郎/合計特殊出生率が急落

あまり話題になっていないが、合計特殊出生率がここ数年、急落傾向を示している。
 全国平均では2019年、前年の1・42から1・36に下がった。最新のデータとなっている20年はさらに落ちて1・33になった。
 歴史を振り返ると、戦後間もなくは4を超えていた。数値の低下が社会問題としてクローズアップされたのは1989年だ。出産が少なかった丙午(66年)の1・58を初めて割り込んで1・57となり、「1・57ショック」と呼ばれた。その後も下落は止まらず、03年から3年間は1・2台まで落ち込んだ。
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