| 「2020年の東京」を策定都は22日、「10年後の東京」を継承する都市戦略として、「2020年の東京」を策定した。計画を貫くのは、「日本の再生」。東日本大震災の教訓を踏まえ、(1)防災対策(2)エネルギー政策(3)国際競争力の向上─の3本を柱に据え、木密地域の不燃化や自立・分散型電源の普及拡大、外資系企業の誘致、少子高齢社会対策など、12のプロジェクトを展開する。実行プログラムで示した12~14年度の事業規模は約2・2兆円。石原知事は同日の会見で「大震災から立ち上がろうとしている日本の再生を牽引(けんいん)して我が国の未来を切り開いていくために、この計画を羅針盤として東京から21世紀の新しい都市モデルを発信し、世界に誇る都市へと進化させていきたい」と語った。
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