| 論考・人事行政(1)~獨協大学法学部教授 大谷基道/公務人材を確保せよ/人事配置の冗長性確保が急務/公務員試験敬遠の傾向も 去る6月10日、人事院は国会と内閣に「令和3年度年次報告書」を提出した。これによれば、国家公務員採用試験の申込者数は総合職・一般職ともに2021年度まで5年連続で減少しており、国家行政を支える人材の確保にとって危機的な状況であるという。 その主な理由が、採用試験準備に対する負担感が大きいこと、民間企業に比べて採用試験の時期が遅いことなどであるため、総合職試験の実施時期の前倒し、一般職試験に専門試験を課さない試験区分の新設などを検討することが記された。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
|