| 無関心・無理解の壁を壊す/「甲子園夢プロジェクト」/甲子園夢プロジェクト代表 久保田浩司/特別支援学校生徒の硬式野球挑戦 遠くない将来、知的障がいのある硬式野球部員たちが、その実力で甲子園出場をもぎとる。その夢の実現を目指した「甲子園夢プロジェクト」(HP甲子園夢プロジェクト公式サイト)を立ち上げた。そしてこの夏、甲子園を目指す夢の舞台を踏む生徒が誕生した。
■見えない壁 ソフトボール部の顧問をしていた頃、こんな経験があった。家庭環境が原因で重い適応障がいとなり、普通高校から転校してきた生徒がいた。今まで硬式野球をやっていたと聞き、ソフトボール部に入るように誘った。すると、一人だけ別次元の打球を飛ばした。 その生徒は口癖のように言った。「久保田先生、俺、硬式野球やりたいんだよ。先生、俺と硬式でキャッチボールしてくれよ」 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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