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安倍政権にみる「政と官」/強権人事で一部官僚が迎合/荒井達夫・千葉経済大学教授に聞く/キャリアシステム見直しを/監視の機能を議会に

 参院選は自民党が単独で改選過半数を獲得し、大勝する結果に終わった。選挙期間中には安倍元首相が銃撃され死去する事件が起きたが、同政権では森友学園問題の公文書改ざんを始め、官僚が不正に手を染めるケースも散見された。歴代最長政権で「政と官」の関係はどう変わったのか、行政の組織・人事に詳しい千葉経済大学の荒井達夫特任教授に聞いた。

 ─参院選は自公の圧勝に終わりました。
 与党の巨大化と野党の弱小化が更に進み、国会による行政統制が一層利きにくくなったと言える。

 ─安倍政権で「政と官」の関係はどう変わりましたか。
 安倍政権のみならず、菅(義偉)さんが引き継いで相当に問題が大きくなった。日本の政・官の関係は本質的に変わらず、弱い内閣では官僚が政治を支配し、強い内閣では官が政に迎合して共生を図るという構造だ。
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