| 職員の声/五輪受託収賄事件/大会1周年不祥事に「残念」「怒り」/真相解明を求める声多く 五輪組織委員会の元理事で、大手広告代理店電通の元専務の高橋治之氏が東京大会の大手スポンサーだった紳士服大手「AOKIホールディングス」から多額の資金を受領したとされる受託収賄事件は、都庁内でも波紋を広げている。「私腹を肥やす行為」として怒りの声や、真相解明を求める声が上がっている。
■職員の努力踏みにじる 東京2020大会には、多くの都職員やボランティアが新型コロナの感染リスクを負いながら大会運営に携わってきた。この収賄事件が事実ならば、厳しい状況の中で大会のために努力してきた人の思いを踏みにじるもので許しがたい行為。東京2020大会の経費には多くの税金が使われている。他にこのようなことがなかったのか、徹底的に検証することが必要だ。(出先課長) ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
|