| | 都労連旗開き／「提言、提案に磨きを」／石原知事「活力ある東京に」訴え 都労連は５日、２０１２年新春旗開きを都庁第二本庁舎職員食堂で開催した。武藤弘道委員長は福島第一原発事故による放射能汚染の発生などを取り上げながら、「戦後日本のあり方の総括と大転換が求められる年」と語った。さらに都側に対しては、「道理のない攻撃には実力対決。これが都労連だが、（今年は）提言、提案する実力も磨きをかける所存である」と訴えた。
武藤委員長は昨年の賃金確定闘争に触れ、「都側が強硬な交渉姿勢に転じたことで、給与改定交渉は困難を極めた。結果不十分であって、職員の皆さんには申し訳なく、誠に忸（じく）怩（じ）たる思いである。しかしながら、強硬姿勢を断念させて、一定の前進局面を切り開いたその力学は、各単組の職場からの大衆運動であって、都労連の統一と団結である」と総括した。その上で、「組合員の要求の実現、この１点に絞り込んで、次に進んでいく」と決意を語った。
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