| 職員の声/都スタートアップ支援チーム/課題解決型の組織に期待の声/年度途中の「組織いじり」に懸念も 都が1日、スタートアップ企業を支援するために立ち上げた専管組織「Team Tokyo Innovation」(チーム東京イノベーション)。組織的には政策企画局内に担当局長を設置し、同局以外には総務、産業労働など6局で横断的な体制を取る。小池知事は「世界のシステムを変えるくらいのパワーを持ってほしい」と期待を寄せ、庁内からは「課題に対して常に改革をする姿勢は重要」と組織を評価する声が出る一方、担当局長の乱立を疑問視する見方もある。また、年度途中での「組織いじり」ではなく、事務レベルで組織のあり方を議論するよう求める声も出ている。 ■担当局長の力量に期待 スタートアップ関連の事業を強化するのは、東京の都市力を向上させるのに必要だと認識している。担当局長は突破力があり、スタートアップ支援でも道を切り開いてくれるのではないか。一方、これまで担当局長や理事が設置された局の状況を見ると意思決定できるかは懐疑的だ。担当局長のいる局でも最終的には局長まで話を上げなければならず、ハードルが一つ増えただけとも聞いている。(本庁課長) ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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