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品川区長選/異例の再選挙へ/「戦略練り直し」の声も/再選挙の要因は低投票率か

 任期満了に伴い2日に投開票された品川区長選は、元都議の森沢恭子氏(43)が最多得票数の2万7759票を獲得したが、法定得票数に達せず再選挙になることが決定した。開票状況を見守った各陣営からはため息や「想定していなかった」という声が漏れる一方、再選挙に向け早くも戦略を練り直すとする声も聞かれた。
 森沢氏は午後10時30分前に事務所に顔を見せ、別の場所で待機している支援者らとオンラインでつなぎ、事務所の様子などを映した。午後10時30分の開票速報で森沢氏、石田秀男氏(63)、山本康行氏(46)が2万4千票で同列に並ぶと、森沢氏はため息をつき厳しい表情を見せた。報道陣から再選挙の可能性が伝えられると、「区民と進める新しい区政をもっと多くの方に支持いただけるようにまた明日から頑張りたい」と再選挙への立候補を表明した。
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