| 東京厳論(20)/田舎たたきをする前に依存都市であると自覚しよう/地方自治ジャーナリスト 葉上太郎 「田舎のわがまま」 「赤字で迷惑を掛けているのが分からないのか」 赤字とされる鉄道の存続を望む地元に対して、都市部からが多いのだろう、浴びせ掛けられる言葉だ。地域の実情など知らなくても、インターネット媒体には「気軽に」書き込める。都市住民の暗い心の中は、田舎でも直接目にできるようになった。 「すごく傷ついた。田舎に住むこと自体が悪のように書かれていて、先祖から受け継いだ土地を守り、暮らすことを罪であるかのごとく言われるのは悲しかった」と40歳代の女性が言う。こうした悲嘆は他にも多く聞く。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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