| 被災地派遣副知事視察/福島県に「長期」21人/除染支援などに奮闘 猪瀬副知事は16日、福島県を視察し、福島市内の大波地区の放射性物質の除染作業や、相馬港の復旧作業などの支援にあたる都の派遣職員を激励した。現地に「3カ月以上」にわたって長期派遣されている都職員は、9日現在で21人に上る。 福島市東部の山あいにある大波地区。東京電力福島第一原発事故の影響で、年間推定被ばく線量は5ミリシーベルトを上回り、市内でも放射線量が高いエリアだ。 大波地区での放射線測定のほか、県内の市町村向けの除染マニュアルの作成、住民向けの対話集会の開催などを行う職員は、環境局から派遣されている寺嶋克彦さん。10年前、東電などとのエネルギー関連のイベントに携わり、「原発PRの片棒を担ぎ、罪滅ぼしではないが、(福島県に)行かないといけない」と思ったという。
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