| 新型コロナ~第8波襲来(中)/態勢の変化/患者の「受け皿」大幅拡充 港区みなと保健所の大会議室。臨時のコロナ対応執務室となっている部屋には、日付ごとに分けられた大量の書類ボックスが所狭しと並んでいた。中身は医療機関から提出された新型コロナの発生届だ。8月分は1日で数箱になる日もあり、保健所がいかに多くの陽性者に対応していたかが一目で分かる。 コロナ禍の保健所と言えば電話が鳴りやまず、患者の対応に追われて「不夜城」と化していた印象が強いが、現在は第8波の入り口に立っているにもかかわらず、執務室には余裕さえ感じられる穏やかな空気が流れている。
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