| 社説/都議会第4回定例会の論戦開始/「五輪の意義」問われる局面 都議会第4回定例会が1日に開会した。あす7日の代表質問で本格的な論戦が始まる。新築住宅への太陽光発電設置義務化に向けた環境確保条例の改正や、感染者数が増加局面にある新型コロナ第8波および季節性インフルエンザとの同時流行への対応、物価や原油高騰に伴う都民や事業者の支援策などが主な論点になる。 そうした中、今定例会で向き合わなければならない事案の一つが五輪汚職・談合疑惑だ。組織委員会の元理事らによる贈収賄事件は、都を始め東京2020大会を成功に導くために奮闘した多くの関係者・人々に対する背信行為であり、国民の信頼を大きく損なった。だが、悪意を持った理事一人の行為以上にある意味衝撃だったのが、組織委員会による五輪テスト大会の入札を巡る談合事件だ。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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