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２３年度都区財調協議／区、児相開設で配分変更提案／都側は「あり方」協議主張

２０２３年度の都区財政調整協議が２日、始まった。区側は区立児童相談所の開設が進む実情を踏まえ、現行「４４・９対５５・１」となっている都区間の配分割合の変更を提案した。３年前の協議では児相の決算が明らかとなる今年度に配分割合のあり方を協議することで都区が合意したが、都側はあくまで「あり方」を議論する考えで、両者が協議の一致点を見いだせるかがポイントとなる。両者の提案内容は区側が計４８項目で総額２０８０億円の増を求めたのに対し、都側は７項目で２６億円の減となった。

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