| 2012年度予算原案/一般会計6兆1490億円に/歳出総額の抑制図る/投資的経費 都市基盤整備に重点配分 都は20日、12年度予算原案を発表した。一般会計の予算規模は6兆1490億円で、前年度比1・4%減。歳出総額を抑制する中で、東日本大震災を受けた防災力の向上や東京の成長・発展に向けた戦略的な取り組みに財源を重点配分した。都税は企業収益の回復の遅れなどにより5年連続で減少し、4兆1195億円(前年度比2・4%減)。当面は厳しい財政環境が続く見通し。石原知事は20日の定例記者会見で、「将来を見据えて強固な財政基盤の堅持に心を砕いた総額抑制・重点配分予算。この予算をテコに東京から日本再生を牽引していく確かな流れを作り上げていきたい」と語った。25日に都議会各会派の復活要望があり、27日に復活予算が発表される。
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