| 12年度都区財調フレーム/交付金総額は8743億円/震災、景気悪化で再び減少に 都行政部は20日、2012年度都区財政調整フレーム案を発表した。基準財政収入額、基準財政需要額とも前年度より減少し、交付金の総額は前年度比240億円、2・7%の減となる8743億円となった。08年のリーマンショック以降、減少していた交付金額は昨年度、3年ぶりに増となったが、東日本大震災や円高による経済状況の悪化等により、市町村民税法人分などの税収が落ち込み、再び減少に転じた。今後も景気の見通しは不透明な状況で、来年度以降も厳しい需要額の見直しなどが求められることになりそうだ。
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