| 感染症と社会/コロナが教えてくれたこと/認定NPO法人ぷれいす東京理事 池上千寿子 2023年が明けました。 街の様子、人々の活動は「コロナ前」に戻っているようにみえます。思いもかけず3年もの間わたしたちの日常を覆った「コロナ禍」ですが、いささか疲れ食傷気味。新型コロナウイルス(以下コロナ)第8波のさなかではあるけれど、対策にはワクチンしかない。営業や行動の自粛要請もない今少しでも失われた3年間を取り戻そう、そんな気分のようです。 しかし、「あらたなパンデミックはまたやってくる」と専門家は警告します。だとしたら、このコロナ・パンデミックの3年間を振り返り、次に備える必要がありそうです。
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