| | 選挙だけが政治じゃない／東京工業大学リベラルアーツ研究教育院教授 中島岳志さんに聞く…上統一地方選イヤーとなる今年は都内の１３区１１市町村で首長選が予定されている。昨年行われた２３区の首長選挙では、４月１７日投開票の練馬区長選で野党統一候補が現職に肉薄し、６月２０日投開票の杉並区長選では１８７票差で野党統一候補が現職を破るなど、これまでの現職有利の構図が崩れつつある。また、品川区長選では異例の再選挙となった。ただ、いずれの選挙も投票率は低調で区民の関心は低い。近年の選挙情勢から何が見えるのか、投票率を上げるために行政が果たす役割は何なのか。政治学者で東京工業大学リベラルアーツ研究教育院、環境社会理工学院・社会人間科学コース教授の中島岳志さんに話を伺った。
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