| 主張/保育所の定員割れ/税金やマンパワーの無駄遣いに/淑徳大学総合福祉学部教授 結城康博 筆者は社会福祉学を研究する傍ら、非常勤理事長として1法人1保育所(港区内)経営にも携わっている。とかく保育行政は各自治体にとって重要なテーマとなっており、議会でも議論が盛んだ。統一地方選挙を目前にして「子育て支援」「共働き支援」といった施策は、住民にとっても関心が高い。政府も全世代型社会保障の構築の一環で、「子育て」施策を重要案件としている。 しかし、保育事業経営に関わるようになって「子育て支援」策の無駄な公費使途などを感じることがある。その典型が保育所における定員割れ問題だ。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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