| 視点/「さぁ、行っといで」に込めた思い/東日本大震災から12年 「さぁ、行っといで。」─。東日本大震災で津波と原発事故の災禍に見舞われた福島県南相馬市が制作した18歳の門出を祝うポスターのキャッチコピーだ。市は今年度から18歳になる市民を対象に祝い金5万円を支給する事業を開始。その一環として、「さぁ、行っといで。」のキャッチコピーとともに、「自分の人生なんだ。好きなようにやりな」「思いは届く。君はなんにでもなれる」などのメッセージを添え、駅員や保育士など7組の市民をモデルにした8種類のメッセージポスターを制作。駅や市有施設など市内約130カ所に掲示している。市民をポスターに起用することで、地域社会全体で子ども・子育てを応援する機運を高めることに期待しているという。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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