| 東京大会物語~職員たちの奮闘記(49)/復興五輪へ~東日本大震災から12年/聖火彩るひまわりを東京へ/県を巻き込み業界常識覆す/都総務局総合防災部防災計画課課長代理 深作直哉氏 「福島県産のひまわりを1千本、7月23日の聖火リレー到着式までに届けよ」。都庁からこんな指示が届いたのは、東京大会の無観客開催が決定して1週間も経たない2021年7月12日、都総務局復興支援対策部在籍時に被災地支援として福島県に派遣されていたときのことだった。 福島に赴任したのは21年の4月。「被災地に貢献したい」との思いから庁内公募制度を利用して赴任を希望したが、新型コロナの流行真っただ中で、県関係者との対面でのコミュニケーションも必要最小限とならざるを得ない状況。被災地に貢献できることはないかと模索していた頃に飛んできたのが「ひまわり調達」の指示だった。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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