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今週の都政新報
 

職員の声/都春期幹部人事/新体制に期待、疑問、注文/時期やバランスに違和感も

都は1日、春期幹部異動を発令し、新たに中村倫治副知事が就任したほか、政策企画、財務を始めとする条例局長と公営企業管理者、行政委員会など計17局のトップが交代した。都議会1定での副知事人事に加え、6年ぶりに再開する夏期異動を控えての大規模人事など、驚きを持って受け止める声が出た。庁内の声を拾った。

■知事選への布陣
 副知事の人選は五輪準備や新型コロナ対策などの難題を処理してきた実績や議会との関係を考えると順当で、来年の知事選、再来年の都議選へと続く難しい局面を乗り切るための布陣だろう。
 夏には福祉保健局の再編により、もう一段の局長級異動が見込まれる。今回留任となったポストの後任にも、知事サイドの信頼が厚い人物が配置されるのではないか。(本庁課長)
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