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天下分け目の首都決戦~2023統一地方選/記者座談会(上)/女性目線の施策に期待/公明の支援、明暗分けたか

統一地方選から外れた江東区を含め、11区長選と21区議選の投票が23日に行われ、16日に無投票当選となった中央区も含めた各区長と区議の顔ぶれが決まった。江東・大田・豊島・北区で新区長が誕生し、うち女性が3人を占め、残る7区では現職が引き続き区政のかじ取りを担うこととなった。一方、区議選では日本維新の会と都民ファーストの会が伸長し、既存政党がそのあおりを受けた。統一地方選を取材した4人の記者が区部の選挙を振り返った。

 A 女性区長が改選前の3人から6人に倍増した。数年前では考えられないこと。区政にも影響を及ぼしそうだ。
 B 江東区で初当選した木村弥生氏は、改選前は「全国自治体の首長の女性は2%に過ぎず、弱者の声が政策形成に反映されていない」と訴えていた。豊島区の高際みゆき新区長は副区長時代に若年女性支援プロジェクトを進めてきたし、就任会見では「子育て支援の充実や女性活躍を進めなければいけない時代。女性リーダーに期待される部分は多いと思う」と話していた。今まで光の当たらなかった女性目線の施策が進むことを期待する。
 C 昨年、岸本聡子区長が就任した杉並区は今回、区議選挙で女性24人、男性23人、性別非公表が1人当選となった。女性区長の誕生が区議会構成に影響した部分もありそうだ。
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