| リーダー始動~新市町村長に聞く(1)/渡部尚・東村山市長/41年後見据えた足場固めを統一地方選の後半戦では、多摩・島嶼地域で6市町村長選が行われ、現職3人と新人3人が当選し、6人のリーダーが1日までに就任した。また、市部では都市長会の役員改選が行われ、1日付で渡部尚・東村山市長が新会長に就任し、新体制が発足した。国立社会保障・人口問題研究所(社人研)が2070年の日本の総人口を8700万人とする将来推計を発表し、深刻な生産年齢人口の減少が予測される中、新たなリーダーにまちをどう導くのか聞いた。
国政与野党対決の構図での一騎打ちとなった市長選では、相手候補に8千票近い差を付けた「盤石の5選」となったが、共産単独推薦候補との一騎打ちだった前回からは票差を5千票以上縮められた。「トップとして組織の風通しに気を配り、硬直化などの弊害はないと胸を張って言える」と自負を持つ半面、「全国的に女性候補の勢いが際立つ中、『多選』という漠としたネガティブイメージを完全に振り払うには至らなかった」と分析する。 ◆都政新報・電子版(http://www.tosei-d.com/)にご登録(有料)することで全文をお読みいただけます。
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