| | 九都県市首脳会議／原子力事業所の安全確保を／首都圏の防災力強化も提言 九都県市首脳会議は１６日、第６１回会合を御殿山ガーデン（品川区）で開き、原子力災害対策の体制整備や首都圏の防災力の強化を国に求めることで合意した。
原子力災害対策は、神奈川県の黒岩祐治知事が提案。県内には、核燃料製造のグローバル・ニュークリア・フュエル・ジャパン（横須賀市）や東芝原子力技術研究所（川崎市）がある。「既存の原発から離れている九都県市などに直接適用される具体的な防護対策案は示されていない」として、「核燃料を扱う事業所・研究所について、より一層の安全性を確保するための検討を進める」ことを要請する内容。また、事故情報の連絡や飲食物の影響調査体制などの対策を講じるよう求める。
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